- 自己紹介をしてくださいの質問の意図
- 回答で気をつけたい3つのポイント
- この質問の回答例
はじめに結論「氏名」「現職や前職」「締めの言葉と意気込み」の3つを盛り込みましょう。
この「自己紹介をしてください」は、比較的面接の冒頭で聞かれるケースが多い質問です。
この質問では、いままでどんな仕事をこなしてきたのかを具体的に語ることで、自分は何ができるのか?どんな仕事意識をもっているのか?を述べ、自己アピールをしていきましょう。
質問の目的や意図
自己紹介をしてください
「自己紹介をしてください」というこの質問で、採用担当者は履歴書からは読み取れない「人柄」や「仕事意識」を探ろうとします。
とくに中途採用の場合、同じ人柄でも仕事に対する人柄を知りたいと目的でこの質問をします。
自己紹介といっても「好奇心が旺盛で何事にもチャレンジします」といった、性格からアピールすることを求めてはいません。
自己紹介の際は、「氏名」「現職や前職」「締めの言葉と意気込み」の3つのポイントを盛り込み、それらをより具体的に語るようにしましょう。
回答で気をつけたい3つのポイント
この質問では、氏名や現職、趣味・特技などを1分ほどでこれらの要素を簡潔にし、完結にまとめたものが、自己紹介です。
以下3つのポイントを配慮して話すようにしましょう。
最初に氏名をフルネームで述べてから話す
面接でまず最初に自己紹介で話すべき内容は、氏名です。氏名はフルネームできっちりと伝えましょう。
この質問では、採用担当者に「自分は何者なのか?」を伝えられるかどうかが重要です。その為、きちんと主語をのべ話し始めるようにしましょう。
数字などを交え具体的に話す
この質問に対して、より具体的にする為に、固有名詞や数字を入れて話すことが大切です。
たとえば「長年に渡り営業の仕事を続けてきました」というより、「半期に一度、全営業社員100人のうち3人が選ばれる社長賞の獲得を目指して、毎日15軒得意先様をまわりました」といったほうが説得力が出ます。
このようにして固有名詞や数字を交え話すようにしましょう。
意欲や意気込みも交えて話す
自己紹介が終わり、最後に締めの言葉で今回の仕事・会社に関心を持ったのかの理由などを伝えられると、その後の広がりと、志望理由にも一貫性を持たせることができます。
また、あわせて意気込みを伝えることができれば、採用担当者に意欲の高さをアピールすることができます。
この質問の回答例
良い回答例
自己紹介をしてください
不動産で分譲マンションの営業をしていました。営業職は、営業ノウハウと同じくらい商品知識をもつことが重要だと思っています。前職では、技術部の社員と常に交流をもち、欠点を含めた商品の知識を身につける努力をしていました。その甲斐あってか、30名の営業社員の中で5年連続営業成績をトップで取ることができました。
悪い回答例
自己紹介をしてください
前職では、品質保証部に所属していました。主にバッテリーの開発をする会社ですが、品質管理をするのが私の仕事でした。3年前には、製品の品質管理が優良であると取引先に認められ、感謝状を贈られました。