職務経歴書のイラスト

転職ノコト

職務経歴書を作る時のポイントと作成手順

この記事で分かること
  • 職務経歴書が重要視される理由
  • 職務経歴書を書くときに気をつけたい3つのポイント
  • 採用担当者が見る職務経歴書の4つのポイント
  • 職務履歴書の具体的な作成手順
結論

はじめに結論職務経歴書は読みやすさを重視して、自分らしさも出しましょう。

多くの企業が、職務経歴書を採用の判断材料に使っており、高い競争率を突破するための第一関門とも言えます。

応募者側の特に中途での採用シーンでは、職務経歴書は、自己アビールができる最大のチャンスなので、最大限活用できるよう基本的な部分もおさえておきましょう。

職務経歴書が重要視される理由

中途採用の応募方法の欄には、「履歴書・職務経歴書を送付ください」と書かれているものが多くあります。

職務経歴書は、「これまでどんな会社で・どんな部署で・どんな仕事をしてきたか?」を一覧にして示すものです。

履歴書の職歴欄に同様の内容を書いたと思う人がいるかもしれませんが、履歴書の職歴欄のスペースは小さく、企業の採用担当者は、「うちの会社で即戦力となり得るかどうか?」を判断するのには難しい情報量です。

そこで、経験してきた職務のもっとくわしい内容について、企業は応募者へ職務経歴書を提出させます。

なので書類選考では、場合によっては履歴書よりも職務経歴書は重要視され、最大の自己アピールのしどころとなる所以です。

企業が中途採用者を選ぶ基準のポイント

中途採用者を選ぶ時に基準となるポイントは、「即戦力になるかとうか」です。

応募者がおくら人柄がよくて、意欲があっても、実務をこなせる技術やスキルがなければ採用はされません。

企業によっては、履歴書の提出しか求めない場合もあります。

職務経歴書には、自分を売り込めるチャンスが詰まっているので、そのチャンスを決して放棄することがないよう、指定されていくても職務経歴書は履歴書と一緒に提出しましょう。

職務経歴書の3つのメリット

いかに「職務経歴書が自己アピールの場となるか?」について見ていきましょう。

履歴書には書ききれないことが書ける

履歴書は、応用範囲は広いものの、転職者向けにつくられているわけではなくスペースも限られています。

職務経歴書は、書式や文字の分量についても決まりはありません。

その為、職務内容・実績・資格などの情報までくわしく盛り込むことができ、自分のキャリアやスキルを十分アピールすることができます。

不利な条件をカバーできる職務経歴書

職務経歴書は、キャリアがない人の味方になってくれます。

キャリアや経験が浅い人は、履歴書では職歴欄を簡易的な一覧で見る為、それがキャリア不足と映ってしまうことがあります。

これにより、短いキャリアの中で貴重な経験を積んでいたとしても、それを履歴書だけでは伝えきれません。また、転職回数が多い人や、仕事にブランクのある人も、履歴書だけでは不利になる場合が多くなります。

ですが職務経歴書なら、書き方次第でそのような不利な条件を補えます。

キャリアが短い場合、そこから得た知識や技術をアピールできます。また、転職回数が多い場合、なぜ転職が多くなってしまったのかを採用担当者が納得できるように説明することが可能になります。

自由自在に個性を表現しやすい

職務経歴書には決まった書式といったものがありません。その為、履歴書と比べて自分の個性を表現しやすくなっています。

職務経歴書では、自分のアピールしたいポイントを強調して見せたり、表やグラフを使って視覚的な効果をねらうことも自由自在です。

採用担当者が見る職務経歴書の4つのポイント

採用担当者が職務経歴書を見るときに注目するポイントは次の4つです。

知識とスキルが募集内容に合致するか?

応募者のもっている知識とスキルに、職種と企業のニーズがあっていれば採用へのステップをひとつクリアしたことになります。

その為、職務経歴書には職務内容・実績・資格をできるだけくわしく具体的に書きましょう。

採用担当者は「求めている人材にどれだけ近いか?」を軸に見るので、企業のニーズとマッチする部分はより詳しく書いて強調する必要があります。

仕事への意欲はどれくらいあるか?

職務経歴書の提出を求められて仕方なく書いているのか?積極的に自己アピールをしようとして書いているのか?は、職務経歴書に表れます。それはそのまま仕事への意欲があるかないかの判断材料にさます。

また、当たり前のことですが、企業は前向きに仕事に取り組んでいる人を歓迎します。

なので、職歴からキャリアアップの意欲を感じられる人が有力候補となります。

表現力・アピール力はあるか?

職務経歴書には決まった書式がないので、どのように書くかについては各自の裁量に任されています。言い換えると、職務経歴書をどう書くかということ自体、その人の能力が試されるということとも言えます。

見た目がきれいで的確に知りたいことがまとめてあれば、実務能力があると見なされます。

未経験者の場合、職種に合った技術や経験をもっているか?

未経験の職種に転職を希望する場合、それまでの経験の中から志望職種のニーズにあったものは、できるだけ近いものをピックアップします。

そして、それらが強調されるような書き方をしましょう。

この手順で、書類審査を勝ち抜く職務経歴書にしよう

職務経歴書では、「自分はどの職種を希望するのか?」「自分はどんな仕事ができるのか?」を具体的にし、企業が求めている人材に自分がいかに近いかをアピールします。

転職を成功させるための最大の鉄則は、自分にはどんな仕事ができるのか、これまでの経験を生かして今後は何をやりたいかを、まず自分のなかではっきりさせることです。

関連記事 転職に成功する人と失敗する人の違い

職務経歴書ので気をつけたいことも、これと同じと言えます。

職務経歴書を送る志望企業は、自分のやりたいことが実現できるかどうかを基準にして選んでいると思います。

その為、最も重要ポイントとして、職務経歴書では、「私はこういう仕事がしたい。また御社の求人内容にマッチしています」ということをアピールする必要があります。

企業の求める人物像とあっていることを示していなければ、採用担当者は不採用と判断してしまいます。

その上で、ここからは職務経歴書を書く時に気をつけたい3つのポイントについて解説していきます。

職務経歴書を書くときに気をつけたい3つのポイント

中途採用では、新卒採用と異なり「一生懸命がんばります」「やる気では負けません」と言っても効果はありません。

その為「何故、企業の求人内容に自分がマッチしているのか?」という根拠を、具体的に示す必要があります。

職務経歴書を書く時、次のことに配慮しましょう。

職務経歴書は採用担当者へのプレゼンテーションだ

書類選考を通過しなければ、次のステップに進むことはできません。

職務経歴書は、書類選考での勝敗のカギを握っている重要な道具なので、採用担当者を目の前にしてプレゼンテーションしているつもりで作成に取り組みましょう。

読みやすさを大切にする

いくら内容が充実していても、読みにくいレイアウト・文字・文章では読んでもらえません。

読みやすい文書をつくることも重要な能力のひとつで、どのようにしたら読みやすくなるかを配慮して作成します。

自分らしさを出すこと

職務経歴書がただの事務的な文書になってしまわないよう、どこかに自分らしさを出しましょう。

レイアウトの工夫、文章のセンスなど、ちょっとしたことでもその人の個性は表れます。

職務履歴書の具体的な作成手順

最初に手順を決め、効率的にアピールできる職務経歴書を書く為には、次のような手順で進めましょう。

自分の職歴を全て書き出す

まずは、自分の職歴を全て書き出します。

入社・退社の時期、異動、昇進、転勤、をはじめ、具体的にどのような仕事をしたのか?携わったプロジェクト、仕事の成果、具体的な数字を含めた実績、仕事の経験から得た技術や知識、自分なりに得た仕事のコツなど、細かいことも書いておきます。

あとで少ない材料をふくらますより、多い材料を削るほうが簡単です。

自分のどこをアピールするかを決める

志望する企業に採用される為に、自分のどこを売り込めば良いかを考えましょう。

それは、自分のスキルなのか?豊富なキャリアなのか?携わったプロジェクトの多さや大きさなのか?チームをまとめる統率力なのか?を明確にします。

求人の内容には、「不動産会社での実務経験のある人」「管理職経験者」のように、具体的に「こんな人を求めます」といった企業のニーズが記載されています。

アピールボイントを決める時、ここをチェックします。そして、自分の職務経歴の中で、企業のニーズとあうところを、最大のアピールポイントにします。

STEP.1で書き出した中から、職務経歴書に盛り込む要素を選択する

次に、職務経歴書に入れる要素を選びましょう。

全て盛り込んでも構いません。

ですが、書きすぎるとアピールポイントがぼやけてしまうので、強調する箇所と、簡単に触れるだけの内容をはっきり分けましょう。

量は多すぎると、採用担当者は最後まで目を通す気力をなくしてしまうので、用紙1〜2枚程度を目安に考えましょう。

書式を決める

職務経歴書には履歴書のような決まった書式はありません。

一般的なのは、編年体形式とキャリア形式と呼ばれる形式で、自分をアピールするのに最適なものを選びましょう。

外部リンク 職務経歴書作成のためのマスターシート

体裁を決める

紙の大きさはA4かB5か?文字の大きさはどうするか?何行で書くか?見出しの立て方はどうするのか?書体はどうするか?など、体裁を決めます。

体裁は何よりも読みやすさを重視しましょう。

下書きを作る

書いた文書は、最低一度は採用担当者の立場に立って読み直してみることが必要です。

その為、下書きを作り冷静な目でチェックします。

チェックする内容は、ひとりよがりの文章になっていないか、レイアウトは読みやすいかなど、細かくチェックします。また、第三者にチェックしてもらうのも効果的です。

清書する

納得のいく下書きができたら清書します。

履歴書と同じく、職務経歴書は手書きでもパソコンのどちらでもいいですが、パソコンの文字のほうが読みやすい印象を持ってもらえます。

また職種によっては、自己アピールの意味でもパソコンで作成したほうが良いでしょう。ですが、文字の誤字・脱字は意外と見逃しやすいので、見直しは二、三度慎重に行います。

手書きの場合、書き直しのないように慎重に書いていき、修正液での訂正はしないようにします。

最後に

職務経歴書等は、採用・不採用の判断に大きく影響するものです。

職務経歴書のイラスト

その為、分かりやすく、そして、自分をアピールする内容となるよう作成しましょう。

参考

参考履歴書・職務経歴書の書き方ハローワーク・インターネットサービス